The Shakes
The Shakes(1986)

大学生の頃、「藤沢のニック・ロウ」森光治氏からカセット・テープをもらい、西湘バイパスを運転しながらよく聴いた。B面が好きだ。とくに「STANDING IN THE RAIN〜降りそそぐ雨の中に〜」〜「この気分から抜け出せない」の流れが良い。「STANDING IN THE RAIN〜降りそそぐ雨の中に〜」のシングル盤には、冒頭部分に雨の降る音が挿入され、アルバム・バージョンとは少し違っている。

Jules Shear
The Third Party(1989)

全曲がJulesの唄とMarty Wilson Piperのアコースティック・ギターだけで録音されている。エコーも少なく、とても生々しい。永く聴き続けられる名盤。非売品で、8曲入りの「Unplug This」というアルバムがある。こちらはJulesの弾くアコースティック・ギターだけで「All Through The Night」「If She Knew What She Wants」「If we Never Meet Again」等を収録している。

Ramones
Halfway To Satanity(1987)

元気のない日は、ラモーンズ聴いてパワーをもらう。着替えをしながらラモーンズ! 髭をそりながらラモーンズ! 冷蔵庫からミルクを出しながらラモーンズ! パンを食べながらラモーンズ! 歯を磨きながらラモーンズ! キスをしながらラモーンズ! 玄関を飛び出しながらラモーンズ! しかしパワーをもらい過ぎた時、車の運転には要注意だ。モPLAY LOUDモ

Graham Parker
The Mona Lisaユs Sister(1988)

アルバム全編のアコースティック・ギター中心のアレンジが気持ち良い。Brinsley Schwarzのエレクトリック・ギターが渋い!「Back In Time」では、ギターソロにアコースティック・ギターを使用していることがとても新鮮だった。


The James Taylor Quartet
Wait A Minute(1988)

80年代のBooker T & MGユsだ。89年11月23日、チケットを貰い原宿クエスト・ホールで初来日ギグを観た。お客さんは少なかったが、とても盛り上がったのを憶えている。レスリースピーカーからブワーッと噴出すハモンド・オルガンの音にたまげる。これだ!と思い、次の日にすぐハモンド・オルガン・プレーヤーを探し始めた。そして登場したのが高木壮太だった。

Muddy Waters
Folk Singer(1964)

ジャケットの顔がたまらない。必聴。以上。

Nick Drake
Pink Moon(1972)

ニック・ドレイクの唄、自身が弾くギターとピアノ(A-1)だけで構成された全11曲。収録時間は約28分。つい繰り返し何回も聴いてしまう、不思議な魅力をもったアルバム。冬の朝に熱いお茶を飲みながらよく聴くアルバム。夜更けに聴くのも良いが、もうなにも手に付かなくなってしまう。「Horn」(A-5)が特に気に入っている。

Lew Lewis Reformer
Save The Wail(1979)

このアルバムも基本中の基本。このアルバムの曲に影響を受け、何曲ものオリジナル曲が生まれている。また良いアルバムを出してよ。ルールイス!

南佳孝
冒険王(1984)

「ピース」「スタンダード・ナンバー」等収録。これを聴くと高校の頃に連れて行かれるようだ。

Stina Nordenstam
Memories Of A Color(1992)

スティーナ・ノルデンスタムはスウェーデン出身。スティーナは、リッキー・リー・ジョーンズとケイト・ブッシュが一緒になったような魅力を持っている。ある年の夏は、部屋の中で1日中かかりっぱなしになっていたほど気に入っていた。夕方になり、蜩の鳴き声が遠くに聞こえ、とこのアルバムが流れている部屋で、